Last Modified: 2019.01.06
Go TOP
POPEYE

ポストペットと飯島愛との奇妙な関係
 POPEYE 1997年6月25日号(マガジンハウス)の特集「It's*my boom デジタル編」の中で、元タレントの飯島愛さんが最近ハマっているものとしてポストペットを紹介しています。以下が引用。
■最近ハマっているのは、かわいいメールソフト。
 インターネットとか電子メールって、いかにも「難しそう」ってカンジじゃありません? でもこの『ポストペット』なら手紙を書くだけで、あとはかわいいペットが手紙を相手に届けてくれるからへーき。それに相手の家のペットとラブラブになったり、変なガラクタを拾ってきたり、いつのまにか自分で勝手に手紙を書いたり。飼っているうちにいろんな事件が起こるから、毎日マックを開くのが楽しくなります。あ、ウチの子なんて寝てばかりいるからポカポカ叩いたら、いきなり家出しちゃったこともありますよ。おなかが空いたらかわいそう、心配しました。
 記事から判断するに、彼女はポストペットパークでver.1.0がダウンロードできるようになる前から、何らかの方法でそれを入手し、先行して使用していたようです。この記事が掲載されたときにはβ2の時代だったにも関わらず、飯島愛さんは「ウチの子なんか寝てばかりばかりいるからポカポカ叩いたら、いきなり家出しちゃったこともありますよ」と述べていますが、家出の機能はver.1.0以降のはず。ポストペット開発者の八谷和彦さんが後に「飯島愛は世界で最初にペットを家出させた飼い主」と言っています。
 また、記事中のポストペットの動作画像に登場しているモモは「さくらんぼ」を食べていますが、これは当時まだキャンディストアにはなかったものです。
 さらに、おやつ一覧には「宇宙食」「ゴキブリ」「えだまめ」「ゴカイ」「キャビア」「さくらんぼ」「せんべい」が表示されており、未だに公開されていない「ゴカイ」や「キャビア」がインストールされていることが確認できます。
飯島愛