Last Modified: 2008.08.31
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ポストペットの紙媒体デビュー
■ 雑誌に登場
 ポストペットが最初に雑誌に登場したのは、1996年11月に発売された「MacFan internet」(毎日コミュニケーションズ)であるといわれています。モモではなくミッピのモーション画像が掲載され、β版についても言及されています。なお、MacFan internetは1996年9月に創刊されたばかりでした。
■ 記事として登場
 また、ポストペットを紹介する記事(読みもの)としては、1997年1月17日に発売された「美術手帖 2月号」(美術出版社)と思われます。
 タイトル「プレイしなくてもいいゲーム"ポストペット"がおもしろい」と題して、アーティストの八谷和彦さんの活動としてポストペットを紹介し、その発想の新しさに魅せられていました。ただし、β1がリリースされた直後ということもあり、ライターの方もロクに使用していない状態のまま紹介しています。

■ 表紙に登場
 現在ではポストペットやモモが表紙に登場することはそれほど珍しくありませんが、はじめて表紙になったのは、1997年4月17日に発売された「美術手帖 5月号」(美術出版社)でした。
 コンピュータの世界ではほとんど無名の八谷和彦さんもアートの世界ではメジャーだったため、取り上げられるのも早かったようです。
 表紙だけではなく、タイトル「ポストペットって何だ?」と題して、八谷和彦さんとのロングインタビュー(3月6日収録)の様子を掲載しており、ポストペットの基本コンセプトを知る上で欠かせない貴重な資料です。

ポストペットの映像デビュー
■ 付録CD-ROMに収録
 1997年当時に刊行されていたほとんどのPC雑誌には付録CD-ROMがあり、ソフトウェアやアップデータのほか、開発者インタビューなどのデータが収録されていました。
 1997年1月18日に発売された「MACLIFE 1997年2月号」(BNN)の付録CD-ROM(MACLIFE CD-ROM #22)で、So-netの広告企画「快適SonyLIFE」と題して、PostPet制作メンバー3人のインタビュー映像が収録されています。
 おそらくβ版のリリース頃に収録されたもので、PostPetのムービーとしては最古のものと思われます。
 初のPostPetの動画としては、展示内容が確認できていませんが、1996年12月の「第5回 大アート展」(12月6日から12月15日まで開催)においてデモ動画が公開されているかもしれません。



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