Last Modified: 1997.11.30
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November, 1997

News on 1997.11.11

イエローページZ カテゴリーを募集
 シャガールにおいて「イエローページZ」で分類するカテゴリーを募集しています。



 

News on 1997.11.21

♪Link Club♪ 開始
 ポストペットパークと一緒に盛り上げてくれるファンサイトをリンクさせる目的で「♪Link Club♪」(通称「リンクラ」)が開始されました。
 PostPetユーザーの年齢層を高く見積もっているためか、「個室に入ってペットと電話の早取り競争」というドコかで見たようなゲームを行うことで、登録されているファンサイトへジャンプすることになります。



 

News on 1997.11.26

1997年度マルチメディアグランプリ受賞
 ポストペットがマルチメディアグランプリ'97のグランプリである「通商産業大臣賞」とネットワーク部門の「最優秀賞」を受賞しました。記念品としてクリスタルのトロフィーが授与されています。
 記念品であるクリスタルのトロフィーは、ポストペットを応援してくれたユーザーへの感謝の気持ちとして、宝物プラグインとして配布されています。
 受賞に当たり、開発者3人からのコメントも公開されています。
■八谷 和彦さんのコメント
 いや、はっきりいうと、狙ってました。マルチメディアグランプリ。グランプリ、はさすがに予想外でしたが、ネット部門の最優秀賞は狙ってました。逆に、これで(ポストペットで)とれなかったらあと2〜3年は自分の実力では取れないだろうな〜とも思ってました。そのへんは冷静に判断してました。
 それは自信、っていうよりもポストペットは、僕ら3人の2年間の魂込めた成果だし、それにソネットのスタッフの方たちや、ユーザーにここまで支援してもらえる作品ってのは、もうしばらくはつくれないんじゃないかと思っていたから。
 僕ら(少なくともぼくは)天才じゃないんで、魂こめて、全力をだして、これ無事に終えたら死んでもいい、とか(一瞬ですが)思ったりするまでやって、それでこの程度なんです。これ以上はもうちょっと才能と実力がつかないと出来ないです。
 一応、私の肩書きはメディアアーティストなので、今までおずおずと使っていましたが、今回の受賞でこれからは使っても笑われないかな〜という気はします。
 ネット部門でもらった、というのは、本当にユーザーのみなさんと一緒にもらった、ってことだと思います。未熟だったβ版を使ってくれたユーザーの皆さん(今でも忘れられない方が何人かいらっしゃいます)、アプリケーションの不備を厳しく指摘してくださって幸喜君のやる気をかき立ててくださった人たち、少ない人数で作っているため、本来ぼくらがやるべきコトを快くひきうけてくださったドクターやナースの方々、なによりポストペットを愛して使って下さるみなさんのご協力がなければ、とてもここまでこれなかったでしょう。本当にありがとうございます。
 あ、でも、現時点のポストペットは全プロジェクトの6割くらいの段階なので、まだまだお楽しみは続きます。なにより、ユーザーのみなさんの「次はこのペットを増やして!」って声に答えるまでは、やめちゃいけない気もするし。
 お小遣いを増やすバイトやペットの合コンなどのパークイベントの充実、海外版ポストペット、4種類ペットを増やしたver1.5、までは来年やる予定でいます。来年もひきつづきポストペットを使っていただけるとうれしいです。
 そしてなにより、ユーザーのみなさんやおともだちが、使っていてハッピーになれますように。それがぼくらの幸せです。

■真鍋 奈見江さんのコメント
 ポストペットのキャラクターたちはデザインとしてそんなに際立ったものではなく、ユーザーの皆さんの一人一人の心の中の自分だけのペット像に、デザイナーとしてはとても助けていただきました。今回の受賞で、自分に懸けて、勤めていた会社をやめポストペットに専念したのは間違いではなかったと感慨ひとしおです。
 いつも根拠のない自信にあふれている私ですが、今回の受賞で、このまま突っ走ってもいいんだと勘違いに拍車をかけつつあります。しかし、八谷さん、幸喜さんにうまくブレーキをかけられながら、来年も3人で皆さんに楽しんでいただける作品を作っていきたいと思います。

■幸喜 俊さんのコメント
 このような素晴らしい賞を頂けたことを、Macのβ1リリース以来、暖かく支えていただいたユーザーの皆様に感謝いたします。
 プログラムをアップ直後、談北とか見てギョッとすることも何度かあり、ある時期から、本当にユーザーの皆様無しには開発が考えられないというところまで来ました。プログラムに携わる人間としては、これ以上は無い、エキサイティングな時期を過ごさせて頂いたことも嬉しく思います。また、その様なリリースを容認して頂いたSo-netのスタッフの皆様の度量にも深く感謝いたします。
 個人的には、PostPetは友人の信頼関係からスタートしたものだけに、「完成か死か」は大袈裟としても、しくじったら僕は消えるんだなと、ずっとやってきました。まだまだ八谷さん、真鍋さん、また、僕自身も思い描いていたPostPetに足りない部分もあるのでこれからもどんどんパワーアップしていきたいと考えます。




ポストペットがマルチメディアグランプリ受賞


受賞式には「momo」の名札をつけてモモ妹も参列

News on 1997.11.27

PostPet DX 発売開始
 これまで非売品のほかダウンロード版しかなかった PostPet ですが、パッケージ版の発売が開始されました。価格は3,980円ですが、CD-ROMが2枚(ラベルデザインは違いますが、中身は同じ)入っているので、2人で買ったり、友人へのプレゼントなども可能です。

PostPet DX「開発者と買おう」イベント開催
 もともと開発者の内輪の冗談から始まったと思われる話ですが、ポストペット開発者らとともに秋葉原T-ZONEの店頭で発売開始を待ち「PostPet DX」を購入するという、So-net非公認のイベントが開催されました。
 購入後には近くの公園で即席のサイン会が開かれ、PetWORKsの開発者らにサインをもらう人々の列ができました。



PostPet DX(PPP-019)

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